大学生時代、ゼミの担当教授から「君にはマーケティングの才能がある」と言われ、
その気になり(笑)、以後コツコツとマーケティングの勉強をすることに。
それから、しばらく経ち、
ある時、何もしなくても年収5,000万円稼いでいるお金持ちから
「使わない知識は無価値だ」と言われ、
勉強している内容をいくつかの副業で試してみることにした。
初めの頃は、まったく上手くいかなかったものの、
途中から急激に売上を伸ばすことに成功!(半年で売上が5倍に増えたことも)
一方、本業では、紆余曲折ありながらも、着実にスキルを身につけていった。
初めて就いた仕事は、中小企業のセールスマン。
入社初日に、社長から「ドアトゥードアをやれ!」と言われ、
「通勤のことですか?」と返し、失笑を買う。
その後、「会社や店と名のつくドアを片っ端からノックしていくんだよ!」と怒鳴られ、
営業の世界では「ドアトゥードア」は「オール飛び込み」を意味すると知る。
ただ、怒鳴られたのは、最初だけ。
1ヶ月も経たないうちに、社内でダントツの営業成績になったため、
ニコニコ顔の社長とイライラ顔の先輩に挟まれることになった。
しかし、「この会社に永く貢献していきたい」と思っていた矢先、
社長と先輩の裏切りが発覚する(※詳細は書かない)。
その裏切りは、沢村個人の社会的な信頼を失わせるものだったため、
その週に辞職願いを出した。
その後、ベンチャー企業で経理職に就く。
この会社は社長がマーケティングに強かったため、
人材の入れ替わりが激しいにも関わらず存続していた。
ただし、ビジネスモデルに無理があったため、
“お客様の数は増えているし、売上も増えているが、忙しくなるばかりで大して儲からない”
という構造になっていた。
それに加えて、財務内容が不透明だったため、従業員達が疑心暗鬼になっていた。
幹部陣ですら、財務内容を知らされていなかったため、
不審に思う従業員は次々と辞めていった。
沢村も、しばらく勤めた後、会計事務所からスカウトされたため転職した。
会計事務所に転職後は、100社以上の中小企業を見ることに。
そこで見た現実は厳しいものだった。
マーケティングの知識が無いだけで、
社長も従業員も薄給で死ぬような思いをしている会社。
セールスの力が弱いため、目の前にあるチャンスを逃し続けている会社。
「会計に関しては会計事務所が何とかしてくれる」と思い込んでいて、
利益管理も資金管理も全く行なっていない会社。
(ちなみに、会計事務所は税務のプロなので、
会計に関してはほとんど何もしてくれないところがほとんど)
…どの会社も危ない橋渡りをしているような状態だった。
その後、一般企業に転職した私は、またしても現実に驚く。
中小企業、ベンチャー企業、会計事務所には無い福利厚生の良さに感激。
オフィスも広く、エアコンのきいた部屋でのびのびと仕事することに。
…が、会社から支給された名刺を見ると、そこには“コンサルタント”の文字が。
「コンサルタントって…?」と問い返す間もなく、
コンサルティングの仕事に忙殺される毎日。
朝6時すぎに家を出て、深夜1時すぎに自宅に戻る生活。
休日出勤も普通にあり。
「このままじゃ死ぬんじゃないか…?」と思うほど働いた。
そこで複数の上場企業に関わった経験が、
現在のコンサルティングに大いに生かされている。
数えきれないほどのビジネスに関わった経験から分かったこと。
それは、
「99.9%のビジネスは、マーケティングとセールスと会計のどこかに弱点がある。
ほんの一握りのビジネスだけが、マーケティングとセールスと会計をバランスよく
強化し、“低負担高収益の仕組み”をつくっている」
ということ。